バリエーションを増やす意味

こんにちは、しおさいオフィス代表の中村です。

昨日からずっと、鹿児島は雨。ブログを書いている今も、時折雷が響いてます。これが止んだらさすがに梅雨明けでしょう。

…というわけで本題。

いまさらですが、コレを食べてみました。

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「ペヨングやきそば」。

数カ月前にこれが発売された時、日本中で大勢の人がツッコミを入れていたはずです。

突っ込みどころはみっつ。

ひとつ、某韓流スターみたいなネーミング。
ふたつ、あの「ペヤング」を絶妙にダサくしたようなパクリデザイン。
みっつ、製造者は「ペヤング」と同じまるか食品

自社の看板商品をパクったか!

…と、私もビックリしました(笑)

狙いは?

本当の狙いなど企画者本人に聞いてみないとわかりませんが、(外野が推測する限り)複数の狙いが考えられそうです。

ひとつめは、話題作り。
ふたつめに、商品バリエーションの層を厚くする。

上のふたつは、どちらも売り上げアップの常套手段です。

まるか食品といえば、稼ぎ頭の「ペヤング」が、異物混入騒ぎのためにしばらく販売停止してました。復活後は熱烈なファンのおかげもあって、順調に売上を回復しているように見えますが…実際にはダメージは相当大きいはずです。

少しでも損害を取り戻すためには、今までと同じ商品を今まで以上に売る(これは難しい)よりも、今までの商品は今までどおり売りつつ、新しいラインナップを加えることで「新しい販売網」「新しい顧客層」を開拓するほうが上策です。

で、実際にまるか食品が選んだのは、ディスカウント系の量販店向けに「ペヤング」の廉価版、「ペヨング」を開発するという手段でした。

…ただ、なにも微妙な新商品を作らなくても、「ペヤング」を安売りすればいいんじゃない?という意見も出そうです。

確かにその方が簡単そうです。「ペヤング」と「ペヨング」を食べ比べてもそれほど味は変わらないし、内容量も表示上は「ペヨング」の方が少なめですが、体感的にはそれほど変わりません。製造コストとしては微々たる差でしょう。

ではなぜ、わざわざ「別ライン」を作ったんでしょう?

…というわけで、

みっつめの狙い、看板商品のブランド価値を守る。

メインの「ペヤング」を安売りしてしまうよりは、安売り専用の「ペヨング」を作った方がブランド戦略的に有利です。

同じカテゴリーの商品を似たようなブランド名で売るのはムダに見えますが、売り上げが十分に回復したら、不要になった「ペヨング」ブランドは破棄するか、もしくは輸出/海外現地生産専用にしてしまえばいいだけのことです。

特に今のうちに「爆買い客」に「ペヨング」を大量に買わせておけば、将来向こうで現地生産しようと思ったときにはすでにブランド名が浸透しているので、販促活動が楽だと思いますよ。

もちろん、看板商品の「ペヤング」ブランドには傷ひとつ付きませんし。

実際のところは

とまあ勝手にアレコレ考えてみましたが、実際のところはわかりません(笑)

そもそも「爆買い」が終了した今後、果たして思惑通りに「ペヨング」が売れるかどうかも微妙だし…。

まぁ個人的には「ペヨング」の行く末に興味があるので、ゆっくり見物させてもらうとしましょう。

あ、ちなみに私はUFO派です(笑)

それでは〜