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見た目はアレでも美味いブツ

あれこれ

こんにちは、しおさいオフィス代表の中村です。

先日、幕張のサイゼリアで食べた「イカの墨入りスパゲッティ」

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残念ながら鹿児島にはサイゼリアの店舗がないので、最近はあまり食べられませんが、今でも好物のひとつです。

ビジュアル的には…

初めてコレを食べたのは、十代のころ。たぶん中学生か高校生のころだったような気がしますが、とにかくその時の印象は、

なんだこれは(汗)

という感じ。

だって、墨ですよ墨。墨といえば、食材というよりむしろ画材や文房具の類。当然ながら見た目も、なんだか黒くてグロいし…間違っても食欲は湧きません。

おそらく最初に注文した時は、完全に「ネタ」として頼んでみただけだと思います。そして実際に目の前に運ばれてみると、写真通りの色ツヤに加えて、ちょっと生臭い。

基本、アウトなやつです。

食してみると…

もちろん、色ツヤとか匂いとかは、昔も今も変わりませんよ(笑)

でも今の私にとっては、どちらも食欲を大きくそそってくれます。なぜって、

きちんと美味いから。

程よい塩気と磯の香り。イカ独特の風味とコク。

おそらくベースはオリーブオイルでニンニク、鷹の爪をじっくり加熱したペペロンチーノだと思いますが、そこにイカスミが加わることで、一気に「シーフード感」が出てきます。唯一の具材、イカの切り身との相性も抜群。

ちなみに私がパスタ料理を作る場合は、トマトベースがほとんど。かなり自分の好みに忠実に作れてしまっているので、その弊害として「外で食べるトマト系パスタ」をあまり美味いとは感じません。

この点「イカの墨入りスパゲッティ」は安心して頼める美味さ。自分ではまず作らないヤツなので、自分の味と比較しなくて済みますしね(笑)

インパクトがある定番

この「イカの墨入りスパゲッティ」、何十年もサイゼリアの定番メニューに居座っています。これは大勢の人に支持されている証拠。

これってなかなか興味深い…珍しいケースだと思います。

というのも「見た目がグロいのに美味」みたいなギャップを売りにする食べ物って、あまり長続きしないことが多いんですよ。

一発屋みたいに、一時のブームで終わってしまうことがほとんど。長く定番として愛されるのは、基本的にオーソドックスで一見地味なものばかりです。

じゃあなぜコレが定番メニューとして愛されているかというと…

そもそも最初から「定番」だったからです…ただし「ヴェネツィア」で。一説によるとローマ皇帝ネロの時代から食べられていたとか。ということは、定番の歴史も数百年。

そんじょそこらのポッと出とは、役者が違います。

たしかに数十年前の一般的な日本人からすると斬新でしたが、本来は数百年の歴史を持つ伝統食。

日本で定番化できたのも不思議じゃありませんね。

まとめ

ということは。

自分の周りにはまだ無くて他所ではおなじみの定番品、という「何か」を見つけて地元で紹介すれば、自分のビジネスにとって強力な商品にできるかもしれません。

そう、サイゼリアにとっての「イカの墨入りスパゲッティ」のような、何かを…。

といっても、この情報化時代。「一部の地域だけの定番品」なんて、なかなか見つかるもんじゃありません。

…と、思いますか?

いやいや、案外そうでもないですよ。きちんと意識さえしていれば、きっと面白いものが見つかります。

がんばって、アンテナの感度を高くしておきましょう!

それでは〜