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美味しいけどちょっと惜しい

あれこれ

こんにちは、しおさいオフィス代表の中村です。

昨日、仕事がらみの視察旅行(日帰り)に行っていたヨメ様。こんなお土産を買ってきてくれました。

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みんな大好き、シュークリーム!

しかも1日限定55個という貴重な品。

河内菌?

まずは感想から。

フワフワというよりゴツゴツした少し固めの皮と、濃厚な味だけど粘度が低いカスタードクリームを組み合わせたシュークリーム。

食べるときに「ボロッ」と崩れたり「ダラッ」と垂れたりしがちで神経を遣いますが、コンビニシュークリームなどとは比較にならない美味さです。

さて、問題は包装に書かれた「河内菌(かわちきん)」という文字。

河内菌というのは、日本の焼酎や韓国のマッコリを製造するときに使う麹菌です。

開発者…というか発見者は、河内源一郎さん。広島出身の元官僚で、鹿児島で焼酎の製造に使う麹菌を研究し続けた方です。

別名、麹の神様。

実際、別名に恥じない功績を残しています。

まずは、腐らない焼酎を生み出す「泡盛黒麹菌」を発見。
その泡盛黒麹菌から、さらに品質の高い焼酎を生む「河内白麹菌」を発見。

その後も焼酎用の麹菌(河内菌)の研究を続け、現在では日本の焼酎の8割以上が河内菌を使っているそうです。

シュークリームに話を戻す

で、このシュークリーム。

ヨメ様がこれを買った場所は、河内源一郎さんの三代目が経営する株式会社河内源一郎商店(そのまんま)の、工場兼観光施設。鹿児島空港の近くにあります。

言うまでもなく、株式会社河内源一郎商店にとって「河内菌」というのは、

最強・最大の特徴(ブランド)

焼酎だろうとパンだろうと…製造工程に「発酵」が含まれるものなら、すべてこの「河内菌」を使って他と差別化・ブランド化できます。

河内源一郎商店の商品を見てみると、実際にそういうコンセプトを十分に意識しているようですね。

ただし!

残念なことに、そのあたりの「能書き」がちょっと少なめだったり、まったく無かったり。

たとえばこのシュークリームの場合、何が「河内菌」なのか不明です。実際にこれを買ったヨメ様も、そういう表示は見てません。

皮に河内菌を使ってるのか、クリームに使っているのか、あるいはネーミングだけの話なのか(かなり質実剛健っぽい会社なので、ただのネーミングということではないと思うけど)…。

そういうことをきちんと表示しないと、強みを十分に活かしきることはなかなかできないですよね。

自分たちにとっては当たり前だったり、簡単に想像がつくようなことでも、お客さんにとってもそうとは限らないワケで。

というか「◯◯菌」という表現、決してポジティブにとらない人も多いです(笑)

まとめ

せっかくの強みも、活かし方を間違えると(あるいは不十分だと)もったいない!

…という話でした。

それでは〜

 

---追加---

ブログを書き上げる直前、ヨメ様が「お店のスタッフのブログ」から由来を発見してくれました。

なんと…

麹(河内菌)を食べて育ったニワトリの卵を使っているそうです。

おぅ…そうきたか…