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「伊東屋仕様」のシャーボX

こんにちは、しおさいオフィス代表の中村です。

久しぶりに文具ネタです。

今日紹介するのは、高機能ペンの代表格、ゼブラのシャーボX…の、

伊東屋バージョン。

伊東屋というブランド

そもそも伊東屋(銀座・伊東屋)は文房具専門の小売店です。といっても、ただの「文房具屋さん」じゃありません。

ホームページにはこんな自己紹介があります。

クリエイティブな時をより美しく、心地よく

1904年(明治37年)創業の伊東屋は、いつの時代でも、 “一歩先の新しい価値”をお伝えする、文房具の専門店です。

日常の中で、誰もが手にする文房具。
働くとき・学ぶとき・何か思いつくとき・遊ぶとき・考えをまとめるとき・伝えるとき、
伊東屋は、クリエイティブな時を、より美しく、心地よくする文房具をご提案いたします。

モノだけではありません、楽しさ・新しさ・美しさ…
そういった感覚を、その時代時代の価値観の中で、表現して参ります。

111年の伝統と、111年の革新が、伊東屋にはあります。

伊東屋とは | 銀座・伊東屋より)

 実際に銀座の本店に足を運んでみるとわかりますが、イメージは文房具のセレクトショップ。普通の文房具屋さんにありがちな、ゴチャゴチャした雰囲気とは違う、オシャレな空間です。

というわけで、既存の文房具に一手間加えたアレンジ商品やオリジナル商品を扱っているのも、まったく不思議ではありません。

シャーボ

で、話を「シャーボX」に戻しましょう。そもそもシャーボといえば、ちょっと高級な多機能ペンとして有名です。

私が学生時代は、よく入学祝いや卒業祝いに送られるようなペンでした(なので、ワリと歴史は長いです)。

そのシャーボを、ユーザーが自分でカスタマイズできるようにアレンジした商品が、シャーボX。

www.zebra.co.jp

ま、アレンジといっても…多色展開の本体(軸)と、2色もしくは3色のペンの色、シャープペンの太さを選んで組み合わせることができるというだけなんですが。

そういう「カスタマイズ性」ばかり注目されがちなシャーボXですが、実際に使ってみると別の魅力に気付きます。しかも二つも。

【その1・静粛性】…多機能ペンは、軸の中に複数のリフィル(芯)が並んで詰め込まれています。なので、手にとって振ってみるとリフィル同士がふれあったりぶつかり合ったりする音が聞こえるのが普通。金属製リフィルを採用している高級ペンなどでも、かすかなシャリシャリ音は当たり前です。

ところがシャーボXには、それがありません。よほどブンブン振らない限り「無音」です。どうやら内部構造がちょっと特殊なようですね。

【その2・滑らかに回転する軸】…シャーボXの場合、ペンの色やシャープペンを切り替えるときは本体の軸を回転させます。同じような構造の多機能ペンはいくつもありますが、普通は「シャッ…カチッ」といった、よくも悪くもメリハリの効きすぎた感触です。

ところがシャーボXは「クッ…スーッ…コクッ」という、非常に滑らかで静かな回転をします。決して軽くはなく、かといって重くもない、絶妙な抵抗感。

これらの特徴は使ってみないことにはわかりませんが、一度使うと、なかなか他の多機能ペンでは満足できなくなりますね。

そして、伊東屋バージョン

他の多機能ペンとは一線を画しているシャーボX。伊東屋がオリジナルアレンジのベースに選んだのも納得です。

では、現物を。

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上は、使い込まれたオリジナルのシャーボX(ヨメ様のヤツ)
下は、伊東屋バージョン

違いは色とロゴだけです。

…けどまあ、そこが良いんですよ。シャーボXはある意味完成されてるので、ヘタにボディ形状や機構をいじると、かえって劣化する可能性が高いですしね。

それにロゴの横の文字も、なかなか興味深いです。

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上は、伊東屋バージョンのシャーボ
下は、伊東屋バージョンのフリクションボール

外観も機構も本家と同じシャーボXには「SHARBO MECHANISM INSIDE(シャーボ機構内蔵)」の文字。

一方フリクションボールの方は完全オリジナルデザインで、パイロット社の本家フリクションボールとは、内蔵するリフィルが共通しているだけ。だから「FRIXION TECHNOLOGY INSIDE(フリクション技術内蔵)」という文字。

ちょっとした違いですが、なるほど、深い。

まとめ

…なんですかね?今日のまとめ。

自分で書いていて、なんとなく「酔狂」の二文字しか浮かばないんですが(笑)

ともかく、ほんとに機能とは関係ない「どうでもいい」ことなんですが、こういう一見「ムダ」なことが『深い満足感』につながったりするんですよ。

…と、いうことで。

それでは〜