甲冑から考えるビジネス戦略

こんにちは、しおさいオフィス代表・中村です。

大河ドラマ真田丸」観てますか?

あくまで個人的な感想ですが、大河ドラマというのはなかなか当たり外れが激しくて…たとえば「龍馬伝」のように最後まで興味深く観れるものと、「花燃ゆ」みたいに前半で飽きて(というか呆れて)しまうものとがあります。

朝ドラならともかく、大河ドラマで「無名の人」を描くのは難しいですね。

なにしろ「わかりやすさという華」がないので。

新選組とか坂本龍馬とか真田幸村とか、多少歴史をかじったことがあれば(というか学校で日本史をしっかり勉強していれば)誰でも知っている人たちが主人公であれば、感情移入もしやすいってもんです。

去年の大河ドラマもオリジナル脚本なんか使わず、司馬遼太郎の「世に棲む日日」あたりをベースにして吉田松陰高杉晋作のW主人公を描けばよかったのに。

…あ、そんな話をしたいんじゃなかった。それより、真田丸

真田幸村の甲冑

真田丸の主人公は、真田幸村。もっともドラマではあえて「幸村」の名前は出さずに「真田信繁」で通すそうですが。

時代考証的にはそれが正しいんだろうけど…なんだかなぁ。「どうせ」娯楽なんだから、わかりやすさを重視しても良いはず。

歴史のお勉強じゃあるまいし。

ま、それはともかく、真田幸村といえば六文銭の紋と真っ赤な甲冑がクール!

f:id:siosaioffice:20160429100211j:plain鹿児島空港にて)

ちなみに右隣は島津義弘。「猛将」として一部では人気ですが、正直マイナーですね。甲冑も地味。

その点、幸村の甲冑はわかりやすいです。たぶん戦場でも、これは目立つでしょう。一発で敵味方から覚えてもらえるし、遠目でも「幸村(信繁)だ!」って認識されると思います。

…敵に遠目から認識されるのは危険な気もしますが…

いずれにしても、存在感バッチリですね!

徳川家康の甲冑

大河ドラマ真田丸」では内野さんが演じている徳川家康。いまいちつかみどころのない雰囲気ですが、基本的にコメディ要素多めの「おちゃめ」な敵役ですね。

そんな家康ですが、甲冑は漆黒でクール。

f:id:siosaioffice:20160429101036j:plain(同じく、鹿児島空港にて)

左隣は島津義弘(念のため)。なんというか、やっぱり野暮ったい。色的には赤も黒もあって、幸村と家康のいいとこ取り(?)な上に、白や金なんかもあって豪華…なはずなんですが、どうも平凡です。戦場でパッと見た時に「えーと、あれ誰だっけ?」と言われそう。

その点、家康の甲冑は個性的。なんだか妙に強そう。そして、

赤いライトセーバーが似合いそうです。

ちなみに伊達政宗の甲冑もこんなだけど、あっちは鎧の端っことかにチョイチョイ「金色」を使っているんですよね。さすが伊達者。

ということで

赤一色とか黒一色とか、シンプルな方が個性的で目立つというお話でした。

この考え方、ビジネス戦略でも重要です。

たとえばターゲット(お客さん)の選び方でも、「すべての人を広く対象にします」というのは「誰も対象にしていない」のと同じ。基本的には、ターゲットは限りなく具体的に絞り込んだほうがお客さんの心に響きます。

商品やサービスを売るときも、「あれもこれも、何でもあります」というよりは「◯◯専門です」というほうが目立つし、お客さんにピンポイントで選ばれる可能性も高くなります。

それでは、今日はこの辺で…

………

…の前に、念のため、鹿児島に住む人間として一言フォローを。

島津義弘さんが悪いと言ってるわけじゃないんです!

…鹿児島のヒーローを悪く思うわけないじゃないですか…(泳ぎ目)

…あくまで例として甲冑を引き合いに出しただけですよ…(震え声)

それでは〜