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鹿児島市の貴重な歴史建造物

こんにちは、行政書士の中村です。

鹿児島市には、あまり古い建物がありません。

例えば旧薩摩藩の「鹿児島城(鶴丸城)」。もともと天守閣を持たない平城だったらしいですが、現存しているのは石垣と堀だけ。ちなみに本丸があった場所には県の歴史資料館が建てられています(なんというか、非常に平凡な建物です)。

薩摩藩といえば明治維新の立役者たちを多数輩出した土地。もっといろいろ残ってても良さそうなもんなのに。

いろいろ事情が…

鹿児島市としても、好きで古い建物を壊してしまったわけじゃありません。というか、

戦争が悪い。

鹿児島市の中心部は、近代以降、計3回の戦争で徹底的に破壊されています。

まずは「薩英戦争」。鹿児島湾に進入してきたイギリス艦隊と薩摩藩の陸上砲台が撃ち合った事件で、海岸近くにあった薩摩側の重要施設はこの時におおむね壊滅。

次に「西南戦争」。旧薩摩藩士と明治政府軍が戦った日本最後の内戦。この戦争で、鹿児島城の二の丸が焼け落ちています。

そして「第二次世界大戦」。鹿児島市も大規模な空襲を受け、市内一面、焼き払われました。

鹿児島市内に歴史的な建物がほとんど残っていないのも、無理ありません…

残っている建物も

幸運が重なり、戦災を免れた建物も幾つかあります。

たとえば、薩摩藩主・島津家の別邸だった仙巌園内の御殿。付近の建物は薩英戦争で破壊されましたが、この建物はほとんど海沿いだったにもかかわらずイギリス艦隊の標的にならなかったようです。

そして、この洋館。
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江戸時代末期、紡績工場の技術指導に来ていたイギリス人技師たちの宿舎だった建物。

木造なのに、よくも焼かれなかったものです。

今は鹿児島市が所有して、見学者向けに一般公開しています。

個人的には、神戸の異人館群のようにもうちょっと積極的に活用してほしいんですけどね…たとえば、

スタバにするとか。

…あ、私はあくまでヨソ者。あんまりこういう事を言うと怒る人たちが出てくるので、この辺でやめときましょう(^^;;

それでは〜