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通訳案内士の試験と観光立国

あれこれ

こんにちは、コピーライターで行政書士の中村です。

最近は自粛してますが、一時期「資格試験」の勉強にハマっていました。

その中には「行政書士」のように実際の仕事に必須であるものや「1級知財技能士」のように(必須ではないけれど)仕事を支えるものもあります。

もちろん趣味的なものも何点か。

役に立つ資格ばかりじゃありませんが、なんとなく気分がいいんですよね。「合格」という言葉(笑)

どうしてもとれなかった資格

学生時代は勉強嫌いだったので、学校の試験は超低空飛行、資格試験なんてもちろん受けたこともありません。

そんな私が何を思ったか、突然「資格欲しい」なんて思い始めたのがハタチごろ。

といっても何を受けたら良いかよくわからなかったので(←バカ)、とりあえず名前を良く聞く『英検』を受験しました。

初受験で(何かの間違いで)2級に受かってしまったためにカン違いをこじらせ…次に目指したのが、

通訳案内士の国家試験(当時は通訳案内業試験)。

いま考えれば、笑えるほどの無理筋です。例えて言えば「スライムを一撃で倒せるようになったから、次はキングスライムだ!」みたいな感じ。

当然、最初の受験は問題の内容さえよくわからないまま終了しました。

その後も少しだけ心を入れ替えて2〜3回チャレンジしましたが、結局ダメ。私の記憶の中では「司法試験」に並ぶ難攻不落の試験というイメージが根付いています。

そもそも通訳案内士って?

外国から来る観光客を外国語で案内することを「業務」にして、「報酬をいただける」資格です。

無償でガイドする分には無資格でもかまわないんですが、正直、有償と無償の差ってあいまいなんですよね。

無償のつもりでも、相手が「お礼」をくれて、しかもリピート(紹介を含む)してくれたら、法律的には限りなく「業務」扱いになる可能性が高いです。本人にそのつもりがなくても。

ちなみに「無資格ガイド」には罰則があります(50万円の罰金)。

通訳案内士は、弁護士や行政書士と同じ「業務独占資格」なんですね。ある意味、試験を突破した人には「特権」が与えられるわけです。

ところが…

通訳案内士の資格制度について、国が「ちゃぶ台返し」を予定している模様です。

2020年のオリンピックをピークに、どんどん増加している外国人観光客に対してガイド資格者の数が少なすぎるということで、

無資格でも有償ガイドができるよう「規制緩和」するんだとか。

しかも、当初は来年度の国会に法案提出する予定だったものを、前倒しするとのこと。

観光立国を名乗る以上、とにかくガイドの頭数を増やしたいようですね。

てことは今年の国会で通訳案内士法を改正して、来春までに施行というスケジュールでしょうか。

苦労して通訳案内士試験を突破した方には、なんというか…

掛ける言葉が見つかりません(ー ー;)

まとめ

じつは事務所助手(ヨメ様)が目指してるんですよね、この資格。

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戦略、練り直したほうがいいかもしれません。

勉強自体は決して無駄になりませんが、どんな資格試験も「実務と関係ない端っこの知識」が問われたりするので、(資格が必須でなくなるなら)そういう「試験対策知識」よりも

「実務知識」を増やしたほうがいいですね。

今後の政府の動きも気にしながら、勉強の内容や順番を考えてみましょう。

ではでは!