読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

補助金が欲しい訳じゃない…

オシゴトの風景

こんにちは、コピーライターで行政書士の中村です。

今日はちょっとだけ本業のお話しを。

実は2月の半ばということで、このところ少しソワソワしています。

何に「ソワソワ」なのかというと…

アベノミクス補助金

…ものづくり補助金、小規模持続化補助金、創業補助金という三つの補助金が「中小事業者支援」という名目で支給される制度です。ちなみに今年で4年目(4回目)。やっぱり安倍首相の在任期間中は続くのかな?

で、今日書きたいのは、この補助金にまつわる昨年の私個人の失敗談。

とにかく経験値を上げたかった

ちょうど昨年の今頃、私は中小企業の社長さんや個人事業主の方に会いまくっていました。セミナーを開いたりもしましたし、アポをとって相手の会社に出向くこともありました。

目的は、アベノミクス補助金のススメ。

補助金の制度内容を説明して、それを活用(=補助金受給)しませんか、ということを宣伝して回ってたんですね。

といっても同じようなことは商工会議所や他のコンサル事務所もやっていたので、私としては「多少採算が合わなくても、とにかく数をこなしたい」という思いが強くありました。

 そこでやったのが…いや「やってしまった」のが、

完全成功報酬での申請代行

いやー、それはやっちゃダメでしょ。理由は単純で、失敗率が極端に上がるから。

どういうことかというと、

↓完全成功報酬↓

↓クライアント側はノーリスク↓

↓もらえたらラッキー程度の感覚↓

補助金に関することは後回し↓

↓下手したら全部丸投げ↓

事業者の想いが入らない「薄っぺらい事業計画」の完成!

こんな補助金申請、採択される方が奇跡です。

もちろん、打合せや書類作成にはしっかり時間がかかります。

私の知らない分野については追加で勉強もするので、その分の時間とお金の投資も必要(これ、地味に負担大きいです)。

それでも、申請書が採択されなければ一銭ももらえません。なにしろ完全成功報酬制なので…。

誤解がないように言い添えると、

失敗してお金がもらえないのがイヤだ、と言ってるわけじゃありません。

そうじゃなくて、

わざわざ失敗率が上がるような売り方で営業をかけていたってことが問題なんです。

案の定、結果的に半数近くの受託案件で補助金採択に失敗。

こちらも悔しいですが、「自分名義の申請書」が不採択になった事業者さんだって、いい気分じゃなかったでしょう。

ほんと、誰の得にもならない話でした。

事業者は何が欲しいのか?

よく聞く話に、「お客さんが欲しいのはドリルじゃなくて穴」というのがあります。

穴を開けたいからドリルを買う。ということは、希望通りの穴を開けられるなら「ドリル」以外の道具でも良いわけです。

なんなら「出張・穴あけサービス」をやったっていい。

で、これを補助金の話に置き換えてみます。

事業者の方々は何が欲しいのか?

補助金(お金)?

そりゃ、くれるなら欲しいでしょうけど(笑)

でも、本質はそこじゃありません。

事業者が欲しいのは、売れる商品やサービス。そしてそのための宣伝手段です。

そして、補助金は、そのためのツールのひとつに過ぎません。ドリルと同じですね。

だから補助金の申請書を代書するよりも、商品・サービス開発のお手伝いとか費用対効果が高い集客の支援とかをメインにして、そのために補助金が使えるなら、そっちも見ましょうか?…というスタンスでいたほうが、よっぽど有益で健全です。

まあ、中には「名目はなんでもいいから現金(補助金)が欲しい」という方もいますが、これは私の理念と間逆ですね。例えワリのいい報酬を提示されたとしても、サポートする気はさらさらありません。

というわけで結論

今年は、目先の補助金ではなく、その先の「結果」にフォーカスした営業をしていくつもりです。

幸か不幸か、昨年の経験でたくさんの「成功事例」と「失敗事例」を集めることができました。これを紹介するだけでも、かなりの事業者さんにとって参考になるはず。

 アベノミクス補助金の一部(ものづくり補助金)はもう募集が始まってますし、残りも今月末までには募集要項が出るでしょうから、いまのうちにセミナー(説明会)日程を組んでおかないと間に合わないですね。

というわけでソワソワしっぱなしです(笑)

ではでは!